英語学習に必須の記憶のメカニズム!

このメカニズムを無償メルマガ「英語リーディング筋トレ―これで英字新聞も怖くない!」に取り入れ、読者の方の多くの成果を得ることが出来ました。

記憶のメカニズムを使用することであなたの英語力は格段に上達します。

池谷裕二著「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」(東進ブックス)をお読みになったことありますか?是非一度読んで見てください。

「高校生が授業についていけなくなるのはなぜか?」が説明されています。

それは、中学生から高校生にかけてが、ちょうど脳の性質の転換期に相当していて、中学生と同じ勉強方法をしていては高校では通用しないと言うものです。

脳の性質の転換期では、記憶のパターンや種類が変化すると言うのです。丸暗記ですんでいた中学と違って、高校からは論理だった記憶能力が発達してくるのでそれにあった勉強法に変えないと、まるで自分がばかになったと勘違いして、やる気をなくして授業についていけなくなると言うことをおもしろおかしくかつ科学的に紹介してくれている本です。

この本に書かれている最新の脳科学では、実はわれわれが既に経験値で実践していることも多々ありました。

このメルマガは、この最新脳科学でも実証されている方法にしたがって、無理なく、効率よく英語を英語で理解していくプロセスを実現するように構成されています。

是非、このメルマガをだまされたと思って、やってみてください!!きっと、気付いたときには自然と英語を英語で理解している自分に気付いていただけると思います。

まず、脳に情報を蓄えるために活躍しているところをご存知ですか。そう、「海馬」という場所です。この「海馬」は必要な情報と不必要な情報を選別し、必要と思われる情報を大脳皮質に送り込んで、長期記憶可能な情報として保存する働きを司っています。

この「海馬」は、基本的には原始の時代からの仕組みで働いていますので生命の危険にさらされるような情報はすぐに保存しますが、それ以外の情報に対してはとても厳しくて、1回情報が「海馬」に届いたくらいでは、保存してくれません。

「海馬」の審査に合格して、情報を記憶してもらうためには、「海馬」にこれは保存しておかなくてはいけないと判断してもらうしかないのです。

生命の危機にさらされるような情報以外に「海馬」に保存を促すことができるのは、何度も「海馬」に情報を繰り返し与えることです。何度も同じ情報が「海馬」に送られると「海馬」はこんなに何度も同じ情報が送られてくるということは余程大事な情報に違いないと判断し、大脳皮質に情報として保存してくれるのです。

そうです。"何度も同じ情報を「海馬」に送るためにどうすれば良いか"というと、復習をして同じ情報を「海馬」に送ればいいのです。

皆様が学生時代に、耳にたこができるくらい言われてきた「復習が大事」ということは最新の脳科学からも正しいということが証明されているのです。

いつもいつも新しい情報を「海馬」に送り続けても実は、「海馬」はなかなか情報を蓄えてくれないので、とても一生懸命やっているのに「どうして覚えられないのだろう?」「なぜ理解できないのだろう?」と言う状況に陥っても仕方ないのです。

このメルマがでは、この復習のメカニズムに注目し、自然に復習ができ、同じ情報が「海馬」に伝わり、気がついたら情報が大脳皮質に自然に保存され、記憶として定着し、英語の理解に寄与する能力がつく工夫がなされています。

さて話しは変わって、言語習得における赤ちゃんと大人との違いについて書いてみます。

赤ちゃん・幼児は辞書や翻訳に頼らず言語を習得します。それは、彼らの脳が白紙状態かつ乾いたスポンジ状態であり、生きている中で直接様々な体験を通じて言語を習得するに足る能力と時間があるからです。

残念ながら成人した大人にはそれらがもうありません。だから大人が外国語を習得する場合、赤ちゃん・幼児と同じやり方を用いるというのには、初めから無理があるのです。

on the other hand という英語の意味を説明するのに、先生が身振り手振り交えた直説法で相当の時間とエネルギーを要した割には、生徒は分かったような分からないようなという事があります。こんな時は、「一方で」という対訳をあてがうことで解決できます。赤ちゃん・幼児の様にはいかない我々大人には、しかしちゃんとそれに変わる方法、two-way translation があるという事です。

オトナには辞書を使う能力があります。ある外国語の語彙を母語に訳しtwo way でクロスレファレンスとして記憶する能力があります。

オトナがflowerという単語を外国語として初めて習う時、恐らく脳の中で次の様なStepを踏んでいるのではないでしょうか。

  • Step 1:  flowerという英単語を見る、あるいは聞く。
  • Step 2:  日本語の対訳が「花」である事を辞書などで確認する。
  • Step 3:  同時に脳裏では「花」をビジュアルで描いている。
  • Step 4:  その描かれたビジュアルの「花」と英単語flowerが結びつく。

Step 4の結び付きが、強固なものとして定着すれば、Step 2と3 をスキップしてStep 1からStep 4へ直結できることになります。

Flowerなどの様にビジュアル化し易いものは至って簡単です。上述の「一方で」の様な絵になりにくいものの場合でもやはり、上述のStep 2の対訳を経て、コンセプトとして何らかの形で脳裏にビジュアル化されているのだと思います。

このレベルまでくると、個人個人で思い描く絵(ビジュアル)は違ってくるかと思われます。いずれにしても私たちオトナは、対訳をビジュアル化するためのツールとしても活用できるということです。

なぜこのメルマガではビジュアル化して英文を読んでくださいと言っているのかをご説明します。「海馬」に何度も情報を送る大切さは、ご理解いただけたと思いますが、じゃあ、いったい何度送ればいいの?と思いませんか。

正解は、・・・ないのです。

生命の危機に関わるような情報は一度で情報が蓄積されて、同じ状況が起こったときには、その情報が容易に取り出されて同じ過ちを犯さないしくみになっているのですが、学習のような生命の存続に直結しない情報はなかなか蓄積されないしくみになっているそうです。

つまり、頑張っているのに「覚えられない」のはあなたのせいではなく、脳のしくみですから仕方の無いことなのです。でも、あきらめるのはまだまだ早いです。

学習を繰り返す回数が少なくても、早く堅牢に記憶を定着させる方法を考えればいいのです。これは実験でも証明されていることですが、興味を持っているものに対しては復習回数が少なくても早く覚えられるということです。

みなさんにも経験ありませんか。例えば、鉄道が大好きな人は、英単語は覚えられないけど電車の種類はすべて覚えているし、新しい型の電車がでてきてもすぐ覚えられるとか。

洋画が好きで、原文のタイトルは一度見たら覚えられるけど、英単語は何度見ても覚えられないとか。

つまり、自分の興味あるもの、好きなもの、は一度でもみたら「忘れられない」「覚えてしまう」って経験ありませんか。つまり、一番手っ取り早い方法は大好きになることなのです!でも、今までやってきて、好きになれずにここまできてるのだから無理だよという声が聞こえてきます。

そうですよね。一足飛びにそこへ行くのは難しいですよね。でも、覚えておいてください。一番は、大好きになることです。だからせめて、楽しんでやりましょう!!そのうち、気が付いたら大好きになっています!!本当に!

じゃあ、次に何かないか?動物が学習する様を想像すると良くわかるのですが、「ものごとの関連に気付く」ことなのです。

パブロフの犬を思い出してください。ベルが鳴ったら、唾液が出るまでになったというあれですね。ベル=食事という関連付けを覚えると、それまで「ベル」でしかなかったものに意味が加わり、行動に変化が現れるまでになるのです。

そこで、ビジュアル化です。このメルマガでは、記事を取り扱っています。毎日の出来事です。新聞、雑誌、テレビで取り上げられているオンタイムの情報です。その情報と英文を日本語というフィルターを介さないで関連付けて蓄積してあげてください。

flower→花→flower=花 ではなく、flower=イメージ=flower

つまり、flowerを英語のままで理解するのです。ただわれわれ成人は、この関連を完全に子供が覚えるようなプロセスを取ることはないのです。

メディアを上手く利用して、ビジュアル化が簡単にできる新聞だからこそできる方法です。日本語に翻訳しないで、英語のままで理解するために、関連付けを利用しましょう。

そして、楽しんで英文を読んでください!ほら、いつの間にか、英文を読んで頭に情景が出来上がっていませんか?英文を英文で理解できている感覚になっていませんか?

あせることは、ありません。なんせ相手は手ごわい「海馬」です。なんども挑戦しましょう。仲間もいます。楽しんで、わくわくしてやっていきましょう!英文を英文で理解するその日まで!

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